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おにぎりの海苔【パリパリ vs しっとり】作り方まで徹底解説!多数派はどっち?

食卓やお弁当の定番、みんな大好きな「おにぎり」。手軽で美味しい日本のソウルフードですよね! 毎日お子さんや旦那さんのために作っている、というご家庭も多いのではないでしょうか?

ところで、あなたのお家のおにぎりは、海苔が「パリパリ」ですか?それとも「しっとり」ですか?

この「パリパリ・しっとり論争」、実はとっても奥が深いんです。 「絶対にパリパリじゃなきゃ!」「いやいや、おにぎりはしっとり海苔に限る!」と、それぞれに熱いこだわりを持つ人がたくさんいます。

この記事では、そんなおにぎりの海苔問題に終止符を打つべく、

  • パリパリ派としっとり派、どっちが多いの?それぞれの意見は?
  • コンビニみたいに海苔をパリパリに保つ作り方・包み方のコツ
  • お母さんの味!愛情たっぷりのしっとり海苔おにぎりの作り方
  • もっと美味しくなる!おすすめの海苔の選び方や豆知識

などを、どこよりも詳しく、そして楽しく解説していきます! この記事を読み終わる頃には、あなたも「おにぎり博士」になっているかもしれませんよ♪


【一目でわかる】多数派はどっち?インフォグラフィック

目次

1章:おにぎりの海苔はパリパリ派としっとり派、どっちが人気?

まずは、この永遠のテーマともいえる論争について、みんなの意見をのぞいてみましょう!

統計で見る!多数派はどっち?

上の円グラフが示す通り、ある調査機関が20代から60代の男女を対象に行ったアンケートによると、「おにぎりの海苔はパリパリとしっとり、どちらが好きか?」という質問に対し、驚きの結果が出ています。

なんと、「パリパリ派」が約66%、「しっとり派」が約34%と、およそ2対1の割合でパリパリ派が優勢だったのです!  

3人に2人はパリパリ派と考えると、かなりの大差ですよね。

この結果は、コンビニのおにぎり売り場を見ても納得できます。現在販売されているほとんどのおにぎりが、フィルムでご飯と海苔をセパレートしたパリパリタイプです。多くの人の好みや売れ行きを考えた結果、この品揃えになっていることは間違いなさそうですね。

なぜ?パリパリ派の熱い意見

では、なぜパリパリ派はそこまでパリッとした食感にこだわるのでしょうか?主な意見を集めてみました。

  • 「海苔本来の風味と食感が最高!」 一番多かったのがこの意見。パリッとかじった瞬間の磯の香りと、歯切れの良い食感は、出来立ての証。これこそがおにぎりの醍醐味だと感じる人が多いようです。  
  • 「自分で作るとしっとりになるから、パリパリは特別感がある」 家で作るおにぎりは、どうしても時間が経つとしっとりしがち。だからこそ、お店で買うようなパリパリのおにぎりは「ごちそう感」や「特別感」がある、という意見です。  
  • 「パリパリの方が食べごたえがあって満足度が高い」 噛んだ時の「パリッ!」という音が食欲をそそり、満足感につながる、という声も。しっかり噛むことで、お米の甘みもより感じられるのかもしれません。  
  • 「湿気でふにゃふにゃになった海苔が好きじゃない…」 少しネガティブな意見ですが、水分を吸って柔らかくなりすぎた海苔の食感が苦手、という人も一定数いるようです。  

やっぱりこれ!しっとり派の譲れないこだわり

少数派とはいえ、しっとり派にも熱烈なファンがいます。彼らの意見にも耳を傾けてみましょう。

  • 「お母さんや、おばあちゃんが作ってくれたおにぎりを思い出す」 これが、しっとり派の最大のアイデンティティかもしれません。運動会や遠足で食べた、愛情のこもったおにぎり。その思い出の味は、ご飯と海苔が優しく馴染んだ「しっとり」だった、という方が非常に多いです。ノスタルジックな気持ちになる、心温まる味なんですね。  
  • 「ご飯と海苔の一体感がたまらない」 時間が経つことで、海苔の旨味成分(グルタミン酸など)と、ご飯の甘みが混ざり合い、深い味わいが生まれます。この一体感こそが、しっとりおにぎりの真骨頂です。  
  • 「パリパリだと海苔が歯にくっついたり、ボロボロこぼれたりする」 実用的な意見ですね。特に小さなお子さんやお年寄りにとっては、しっとりした海苔の方が食べやすい、という側面もあります。  
  • 「食べる時に自分で巻くのが面倒くさい(笑)」 忙しい時や、すぐに食べたい時には、フィルムを剥がす手間さえもどかしく感じることも。その点、しっとりおにぎりは袋から出してすぐに食べられる手軽さが魅力です。  

コンビニおにぎりはなぜパリパリが主流なの?

昔のコンビニおにぎりは、今のようなフィルム包装ではなく、すでに海苔が巻かれたしっとりタイプが主流でした。では、いつから、そしてなぜパリパリタイプがここまで普及したのでしょうか?

その背景には、包装技術の革命があります。 1970年代後半に、ご飯と海苔をフィルムで仕切る「おにぎりフィルム」が開発されたことで、作りたてのようなパリパリ食感を長時間維持できるようになりました。これにより、「いつでも美味しいおにぎりを届けたい」というコンビニの想いが実現したのです。

また、フードロスの削減という観点もあります。しっとりタイプは時間が経つと水分でご飯が傷みやすくなりますが、パリパリタイプは比較的長持ちします。これも、コンビニがパリパリタイプを積極的に採用する大きな理由の一つです。

2章:【パリパリ派向け】お店みたいな食感をキープする作り方

お待たせしました!ここからは、パリパリ派待望の実践編です。あのお店のような食感を、お家でも楽しむための秘訣を伝授します。

基本のキ!食べる直前に巻くのが一番

最もシンプルで確実な方法、それは「おにぎりと海苔を別々に持っていく」ことです。 ご飯が持つ水分(湿気)が海苔に移らないようにすることが、パリパリを保つ最大のポイント。食べる直前に巻けば、いつでも最高の食感を楽しめます。  

お弁当に持っていく際は、

  • 塩をまぶして握ったおにぎり(具入り)をラップで包む。
  • 海苔は、湿気らないように密閉できる容器や、ジップ付きの小袋に入れる。 これだけでOKです!

完全再現!コンビニ風おにぎりの包み方講座

「でも、やっぱりあのフィルムを剥がすワクワク感がいい!」という方のために、お家でできるコンビニ風の包み方をご紹介します。

最近では、100円ショップやスーパーで、おにぎり用のフィルムが手軽に購入できます。イラスト付きで包み方が書いてあるので、誰でも簡単にコンビニおにぎりが作れちゃいますよ!  

【簡単!コンビニ風おにぎりの包み方】

  1. フィルムの印刷面を下にして広げ、真ん中に海苔を置きます。  
  2. 海苔の上(フィルムの中央部分)に、握ったおにぎりを置きます。  
  3. フィルムの下半分を、おにぎりを包むように上に折り上げます。
  4. おにぎりの形に沿って、フィルムの左右を後ろに折り込み、付属のシールで留めたら完成!  

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、2〜3個作ればすぐに慣れます。お子さんと一緒に作っても楽しいですよ!

お弁当でパリパリを保つためのアイデアグッズ

フィルム以外にも、パリパリをキープするのに役立つ便利なグッズがあります。

  • 海苔専用ケース お弁当箱に一緒に入れることができる、海苔のサイズにぴったりの薄いケースです。海苔が割れたり、湿気ったりするのを防いでくれます。
  • 乾燥剤(シリカゲル) 海苔を袋に入れて持っていく際に、お菓子などに入っている小さな乾燥剤を一緒に入れておくだけで、湿気を吸い取り、パリパリ感が長持ちします。  

パリパリ食感に最適な海苔の選び方

パリパリ感を最大限に楽しむなら、海苔選びも重要です。

  • 「焼き海苔」を選ぶ 味付け海苔は湿気やすいので、パリパリ派なら断然「焼き海苔」がおすすめです。  
  • 少し厚手のものを選ぶ 薄い海苔よりも、少し厚手でしっかりした海苔の方が、歯切れの良さと香りの強さを楽しめます。高級な海苔ほど、口溶けが良い=湿気やすい傾向があるので、おにぎりには少しランクを落とした、しっかりした海苔の方が向いている場合もあります。  
  • 「おにぎり用」として売られている海苔を選ぶ 最近では、パリパリ食感が長持ちするように加工された「おにぎり専用の焼き海苔」も販売されています。ぜひ試してみてください。  

3章:【しっとり派向け】旨味を最大限に引き出す作り方

続いては、しっとり派のための実践編です。ただ海苔を巻くだけじゃない、ご飯と海苔の旨味を最大限に引き出すための、ちょっとしたコツをご紹介します。

これが基本!握ってすぐに巻く

しっとりおにぎりの作り方は、いたってシンプル。ホカホカご飯でおにぎりを握ったら、すぐに海苔を巻くだけです。 ご飯の温かい蒸気が海苔に浸透し、全体がしっとりと馴染んでいきます。この過程で、ご飯と海苔の旨味が一体となり、あの優しい味わいが生まれるのです。  

しっとり、でもベチャベチャにしないための3つの鉄則

しっとり派の悩みといえば、「時間が経つと海苔が溶けてベチャベチャになってしまう」こと。これを防ぐための3つの鉄則を覚えておきましょう。

  1. おにぎりを少し冷ましてから包む 握りたての熱々おにぎりをすぐにラップで包んでしまうと、蒸気がこもって水分過多になり、海苔が溶けたり、ラップにくっついて剥がれたりする原因になります。海苔を巻いた後、おにぎりの粗熱が取れるまで(人肌くらいの温度になるまで)待ってからラップで包みましょう。  
  2. 塩の振り方を工夫する ご飯に混ぜ込む「混ぜ塩」ではなく、握る時に手に塩をつける**「手塩」**で握るのがおすすめです。おにぎりの表面にだけ塩味がつくことで、味が引き締まるだけでなく、余分な水分が出るのを防いでくれます。  
  3. 海苔の質にこだわりすぎない 意外かもしれませんが、パリパリ派と同様、しっとり派も高級すぎる海苔は避けた方が良い場合があります。高級で口溶けの良い海苔は、ご飯の水分で溶けやすい傾向にあります。程よい厚みと強度がある、普段使いの海苔の方が、時間が経っても形を保ちやすく、おすすめです。  

ラップ?アルミホイル?最適な包み方はこれ!

おにぎりを包むものといえばラップが定番ですが、しっとり派には「アルミホイル」もおすすめです。それぞれの特徴を知って、使い分けてみましょう。  

  • ラップ 保湿性・密閉性が非常に高いのが特徴。ご飯の乾燥をしっかり防ぎたい、よりしっとりさせたい、という場合にはラップが最適です。ただし、水分が逃げないので、ベチャつきやすくなるリスクもあります。  
  • アルミホイル ラップに比べて適度な通気性があります。これにより、おにぎりの余分な蒸気を外に逃がし、海苔が必要以上にベチャベチャになるのを防いでくれます。また、アルミホイルには抗菌効果も期待できるため、ラップで包むよりも少しだけ傷みにくくなるというメリットもあります。  
  • 裏ワザ:クッキングシート アルミホイルと同様、適度な通気性と吸湿性があるため、ベチャつきを防いでくれます。見た目もおしゃれなので、お弁当の見栄えも良くなりますよ!  

しっとりおにぎりがもっと美味しくなる海苔の選び方

しっとりおにぎりの魅力を最大限に引き出す海苔はどんなものでしょうか?

  • 「味付け海苔」を使ってみる 甘辛い味がついた味付け海苔は、ご飯との相性抜群!海苔の味が出汁のようにご飯に染み込み、冷めても美味しくいただけます。特に関西地方では、おにぎりといえば味付け海苔、というご家庭も多いようです。  
  • 韓国海苔もおすすめ ごま油の香ばしい風味と、塩気が効いた韓国海苔も、しっとりおにぎりにぴったり。食欲をそそる香りで、いつもと一味違ったおにぎりが楽しめます。  

4章:知って得する!おにぎりの海苔に関する豆知識

せっかくなので、海苔に関する「へぇ〜」な豆知識も少しご紹介します。

焼き海苔、味付け海苔、青のり…何が違うの?

普段何気なく使っている海苔ですが、実は色々な種類があります。

  • 焼き海苔:収穫した海苔を乾燥させ、焼いたもの。おにぎりや手巻き寿司など、最も一般的に使われます。
  • 味付け海苔:焼き海苔に醤油や砂糖、みりんなどで味をつけたもの。ご飯のお供として大人気です。
  • 青のり(青さ):アオサやヒトエグサという種類の海藻から作られます。独特の強い香りが特徴で、焼きそばやお好み焼きのトッピングに使われます。
  • もみ海苔:焼き海苔を細かくちぎったもの。お茶漬けやサラダのトッピングに便利です。

実はすごい!海苔の驚くべき栄養パワー

「黒い紙」なんて言われることもありますが、海苔は栄養満点のスーパーフードなんです!

  • ビタミンC:海苔には、なんとレモンの1.5倍以上ものビタミンCが含まれています。しかも、海苔のビタミンCは熱に強いのが特徴です。
  • 食物繊維:海苔の約3分の1は食物繊維。キャベツの倍以上も含まれており、お腹の調子を整えるのに役立ちます。
  • タンパク質:「海の畑」と呼ばれるだけあり、タンパク質も豊富。「畑の肉」である大豆に匹敵するほどの量が含まれています。
  • ミネラル:カルシウムや鉄分、ヨウ素など、現代人に不足しがちなミネラルもたっぷりです。

美味しいだけでなく、体にも良いなんて、海苔って本当にすごいですよね!

5章:まとめ:あなただけの最高のおにぎりを見つけよう!

さて、おにぎりの海苔を巡る冒険、いかがでしたでしょうか?

パリパリ派のあなたは、海苔本来の香りと食感を大切にする、できたての美味しさを求めるタイプ。 しっとり派のあなたは、ご飯と海苔が織りなす一体感と、思い出の味を大切にする、優しさを求めるタイプ。

どちらが良い・悪いということは全くありません。どちらも、おにぎりを愛する気持ちから生まれた、素敵なこだわりです。

今日のランチや明日のお弁当は、いつもと違う作り方を試してみてはいかがでしょうか? パリパリ派の人が、あえてしっとりおにぎりを作ってみる。しっとり派の人が、コンビニ風に挑戦してみる。 両方作って、家族で食べ比べパーティーをするのも、きっと楽しいはずです^^

具材や気分に合わせて、海苔の食感を変えてみるのも良いですね。 あなただけの「最高のおにぎり」を見つける楽しみが、また一つ増えたなら嬉しいです。

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