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夏のお弁当のおにぎりの作り方?具材で痛まないものは?腐るものは?

お子さんや旦那さんのお弁当作り、毎日お疲れ様です!

「夏場のお弁当、特にごはんが傷まないか心配…」「おにぎりの具材は何を入れたらいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

特に、じめじめとした日本の夏は、食中毒のリスクが高まる季節。

でも大丈夫!ちょっとした工夫で、お弁当を安全においしく保つことができるんです。

この記事では、夏の暑い日でも安心して食べられるおにぎりの作り方や、傷みにくい具材、反対に避けた方が良い具材について、詳しくご紹介します。

この記事を参考に、明日からのお弁当作りがもっと安心で楽しくなるヒントを見つけてくださいね!

目次

夏のお弁当のおにぎりの作り方は?

夏のお弁当作りで最も大切なのは、「雑菌をつけないこと」「雑菌を増やさないこと」です。

これはおにぎりだけでなく、すべてのお弁当に共通することですが、おにぎりは手で直接触れる機会が多い分、特に注意が必要です。

お弁当箱にそのままご飯を詰めるよりも、おにぎりにして個別にラップで包むことで、おかずの汁気と混ざるのを防ぎ、より保存に適した環境になります。

では、具体的にどのように作ればいいのか、雑菌対策のポイントを見ていきましょう。

雑菌をつけないための作り方

雑菌をつけないためには、まず「清潔」を徹底することが重要です。

1. 手をきれいに洗う

おにぎりを握る前には、必ず石けんで丁寧に手を洗いましょう。指の間や爪の先までしっかり洗うことが大切です。

2. ラップを使って握る

直接素手で握ると、手の雑菌がお米についてしまう可能性があります。必ずラップや手袋を使って握りましょう。ラップを使えば、手の熱が伝わるのを防ぐ効果もあります。

3. ご飯は当日炊いたものを使う

前日に炊いたご飯を冷蔵庫で保存し、温め直して使う方もいるかもしれません。しかし、一度冷めてから温め直す過程で雑菌が繁殖しやすくなるため、お弁当には必ず当日の朝に炊いたご飯を使いましょう。

雑菌を繁殖させないための作り方

せっかく雑菌をつけないように作っても、保管方法が悪いと雑菌はどんどん増えてしまいます。以下のポイントを意識して、雑菌が繁殖しにくい環境を作りましょう。

1. ご飯にひと工夫

お米を炊く際に、お酢や梅干しを混ぜることで、ごはんが傷みにくくなります。お酢には殺菌作用があり、お米2合に対して大さじ1弱程度が目安です。お酢のニオイが気になるかもしれませんが、冷めるとほとんど気にならなくなります。また、梅干しを細かく刻んで炊き込んでも効果的です。

2. 炊き込みご飯や混ぜご飯は避ける

具材を混ぜた炊き込みご飯や混ぜご飯は、傷みやすくなるため、夏場は避けた方が無難です。具材を入れる場合は、しっかりと火を通し、水分を飛ばしてから混ぜるようにしましょう。

3. おにぎりは冷めてから詰める

おにぎりを握ってすぐにラップで包み、お弁当箱に入れていませんか?温かいまま包むと、蒸気がこもって水滴になり、雑菌が繁殖する原因になります。おにぎりは必ず、握った後、十分に冷ましてからラップで包み、お弁当箱に詰めましょう。

4. 保冷剤を必ず入れる

お弁当箱には必ず保冷剤を入れるようにしましょう。複数の保冷剤を使ったり、凍らせたゼリーや飲料を一緒に入れたりするのもおすすめです。保冷剤は、お弁当の近くに置くことで効果がアップします。

おにぎりの具材で痛まないものは?

せっかくおにぎりを作っても、具材が原因で傷んでしまうこともあります。

ここでは、夏のお弁当に特におすすめの、傷みにくい具材をご紹介します。

キーワードは「塩気」と「水分が少ない」こと!

1.梅干し

おにぎりの定番具材である梅干しは、夏のお弁当にぴったりです。

梅干しに含まれる塩分とクエン酸には、強い殺菌・抗菌効果があります。

ただし、梅干しが触れている部分にしか効果がないので、過信は禁物。

おにぎり全体を傷みにくくするためには、梅干しを細かく刻んでご飯全体に混ぜ込むのがおすすめです。

2.塩昆布・佃煮

昆布の佃煮や塩昆布も、塩分が含まれているため、おにぎりが傷みにくくなります。

ただし、市販の佃煮の中には、調味料が多く含まれていて傷みやすいものもあるため、購入する際には原材料をチェックしましょう。

3.塩

「具材」というよりは「味付け」ですが、やはり塩むすびは最強です。

塩分には食材の水分を奪い、雑菌の繁殖を抑える効果があります。

具材を入れない分、ごはんが傷むリスクも少なく、シンプルながらも安心のおいしさです。

4.鮭フレーク(水分を飛ばしたもの)

鮭は魚介類なので傷みやすいイメージがあるかもしれませんが、しっかりと火を通し、水分を飛ばした鮭フレークは、比較的傷みにくい具材です。

市販の瓶詰めやパックに入ったものは、水分が少なくなるように加工されているため、おにぎり向きと言えます。

5.ゴマ・しそ

ゴマやしそ、ゴマ塩なども傷みにくい具材です。

これらは風味をプラスする役割も果たし、食欲がない夏場でもおにぎりをおいしくしてくれます。

ごま塩に使う塩も、殺菌効果が期待できます。

おにぎりの具材で腐るものは?

逆に、夏場のお弁当のおにぎりには向かない、腐りやすい・傷みやすい具材も知っておきましょう。

これらを避けるだけで、食中毒のリスクをグッと下げることができます。

1.マヨネーズを使った具材

ツナマヨ、エビマヨ、鶏マヨなど、マヨネーズを使った具材は要注意です。

マヨネーズは卵や油を主成分としているため、傷みやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。

夏場のお弁当には避けるのが賢明です。

2.半熟卵

半熟卵は、加熱が不十分なため、サルモネラ菌などの食中毒の原因菌が残っている可能性があります。

卵をおにぎりの具材にする場合は、固ゆで卵や、しっかりと焼いた卵焼きにしましょう。

3.水分が多い具材

煮物や野菜の和え物など、水分を多く含む具材は、雑菌の温床となります。

特に、汁気の多いものは絶対に避けましょう。

きゅうりの浅漬けなども、水分が多いので不向きです。

どうしても入れたい場合は、しっかりと水分を絞るなど、工夫が必要です。

4.要冷蔵の具材

お惣菜や、要冷蔵と記載されている食品は、冷たい状態で保存することが前提です。

ちくわ、かまぼこ、ハム、チーズなどは、夏場の気温ではすぐに傷んでしまいます。

どうしても入れたい場合は、加熱調理をしてから入れるようにしましょう。

5.生魚・生肉

生ものや、加熱が不十分な魚介類・肉類は、夏場のおにぎりの具材として最も危険なものの一つです。

魚介類や肉類を具材にする場合は、しっかりと中心部まで火を通すようにしましょう。

例えば、生のたらこや明太子は、火を通してから具材に使うことで安全性が高まります。


まとめ

この記事では、夏のお弁当を安全に楽しむためのおにぎり作りのポイントをお伝えしました。

重要なのは、

・おにぎりを握る前に手を洗い、ラップを使うこと

・ご飯は冷めてから包むこと

・保冷剤を活用すること

・傷みにくい具材を選ぶこと

どんなに注意していても、夏場のじめじめとした季節ではお弁当が傷んでしまうリスクはゼロではありません。

お弁当を開けた時に、酸っぱいニオイがしたり、糸を引いていたり、いつもと違う様子が見られたら、食べるのをやめる勇気も大切です。

少しの工夫と注意で、夏のお弁当作りはもっと安心で楽しいものになります。

ぜひ、この記事を参考に、大切な人のために、そしてご自身のために、安全で美味しいお弁当を作ってくださいね!

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